さまざまな装置を駆使
当院では、お子さま一人ひとりの成長段階や歯並びの状態に合わせて、最適な装置をご提案いたします。
詳しい装置のご説明や、ご不安点についてはいつでもご相談ください。
T4K（ティーフォーケー）
T4Kは、就寝中に装着するマウスピースタイプの装置で、特にお子さまの成長期に有効です。
軽い噛み合わせ不正や不正咬合の予防に役立ち、歯並びの改善を促します。
装置は柔らかく、無理なく装着できるため、初めての矯正器具としても人気です。
目的
成長期の顎や口腔機能の発育をサポートし、不正咬合の予防を目指します。
特に軽度の噛み合わせ不正に効果的です。
使用方法
就寝中に装着し、少しずつ歯や顎の位置を調整します。
日中に数時間追加で装着するとより効果が期待できます。
装着期間
約6ヶ月～1年が目安ですが、成長や治療の進行状況により異なります。
注意点
成長期のお子さまには効果的ですが、定期的なチェックと使用習慣の維持が必要です。
使用を嫌がる場合には装着時間を分けるなど無理のない工夫が大切です。
マイオブレイス
マイオブレイスは、早期予防矯正治療で、悪い歯並びの根本的原因に働きかけることを目的として開発された装置です。
就寝時や日中の数時間装着することで、噛み合わせのバランスや舌の位置、呼吸の仕方などを矯正します。
特にお子さまの成長期に適しており、顎の成長や歯列の発達を促します。
目的
正しい歯並びの形成と共に、舌の位置や呼吸法、口周りの筋肉のバランスを整えることを目指します。
使用方法
就寝時と日中の2～3時間装着します。
お子さまが装着しやすいよう工夫されていますが、慣れるまでは装着時間を少しずつ増やします。
装着期間
1年～2年が目安です。お子さまの進捗に応じて調整します。
注意点
使用開始直後は違和感が出ることもあるため、徐々に装着時間を伸ばしましょう。
正しい装着方法を維持するため、定期的に使用状況を確認することが重要です。
プレオルソ
プレオルソは、歯列全体の改善を目指す取り外し式の装置です。
歯並びの改善と共に、口腔周りの筋肉機能の改善にも効果が期待でき、就寝時や日中に装着します。
舌の正しい使い方や口呼吸の改善も期待できるため、特に小さなお子さまにおすすめです。
目的
歯並びの改善と同時に、正しい口腔習慣を習得することを目的とした装置です。
使用方法
日中数時間と就寝時に装着します。
お子さまが嫌がらないよう、最初は短時間から始めて慣れさせます。
装着期間
約1年程度が目安です。進展に応じて調整します。
注意点
正しい装着を促すため、親御さんのサポートが必要です。
装着を嫌がる場合は、徐々に装着時間を増やすなど工夫が必要です。
マルチファミリー
マルチファミリーは、成長に合わせて歯列矯正をサポートする装置で、特に前歯や奥歯の矯正に効果的です。
就寝時の使用がメインで、使用感が比較的優しく、装着する際の違和感も少ないため、小さいお子さまでも無理なく使いやすい設計です。
目的
成長段階に合わせて、前歯や奥歯の矯正をサポートします。
使用方法
就寝時の装着が基本です。
歯に優しく設計されているため、違和感が少なくお子さまも無理なく装着できます。
装着期間
6ヶ月～1年半が目安です。
注意点
就寝時の装着を習慣化することが大切です。
装置の装着状態を定期的に確認し、外れていないかをチェックしましょう。
ムーシールド
ムーシールドは、前歯が下の歯より前に出てしまう「受け口」の改善に効果的な装置です。
就寝時に装着することにより、成長期の顎の位置を調整し、噛み合わせの改善を図ります。
3～5歳の早期矯正にも適しており、無理のない方法で改善を促します。
目的
受け口（下顎前突）の矯正に特化した装置で、成長期の子どもの顎の発育をコントロールします。
使用方法
就寝時に装着し、下顎の位置を矯正します。
習慣的に装着することで、受け口の改善を目指します。
装着期間
約1年～1年半が目安です。
注意点
3～5歳などの小さな子どもには負担がかかることもあるため、無理なく装着時間を確保します。定期的なチェックが重要です。
拡大床（かくだいしょう）
拡大床は、顎を広げるための装置で、主に上顎のスペースを拡げるために使用されます。
ゆっくりと時間をかけて顎の幅を広げ、歯が並びやすい環境を整えます。
固定式ではなく、取り外し可能なため、日常生活で無理なく使える点が特徴です。
目的
顎の幅を広げることで歯が並びやすい環境を作り、歯列の乱れを改善します。
使用方法
日中や就寝時に装着し、1日に数回ネジを回して少しずつ顎を広げていきます。
装着期間
6ヶ月～2年が目安です。
注意点
定期的なメンテナンスが必要で、過剰な力がかからないよう、ネジの調整を慎重に行います。
お子さまが嫌がらないよう習慣化が大切です。
急速拡大装置
急速拡大装置は、特に早い成長が期待できる時期に使用する装置で、短期間で顎を広げる効果が見込めます。
顎の拡大に合わせて形が変化しやすく、お子さまの成長に対応するための工夫がされています。特に6～9歳のお子さまに最適です。
当院では技工士が常駐しているため、調整や修理が迅速に行えます。
目的
短期間で顎の拡大を行い、歯並びが良くなるためのスペースを確保します。
使用方法
特定の期間中に装着し、顎が十分に拡がるまで少しずつ調整します。
装着期間
約3ヶ月～1年程度です。
注意点
拡大により一時的な違和感が出ることがあるため、成長段階に合わせて使用し、慎重に管理します。
上顎けん引装置
上顎けん引装置は、上顎の前方移動を促進するための装置です。上顎の成長が不十分な場合に使用し、適切な位置へと顎を引き出します。
正しい噛み合わせとバランスの良い顔貌の形成に役立ちます。
目的
上顎の前方移動を促し、正しい噛み合わせを実現します。
使用方法
主に就寝時に装着し、上顎の発育をサポートするために少しずつ調整を行います。
装着期間
6ヶ月～1年程度です。
注意点
装着習慣が重要で、装置の違和感が強い場合には少しずつ慣らしながら進める必要があります。
インビザライン
インビザラインは、透明で目立たないマウスピース型の矯正装置です。
成人からティーンまで幅広く対応しており、取り外しができるため、日常生活の中で無理なく使用できます。
少しずつ歯並びを整えるため、口内に優しい装置として人気があります。
目的
見た目を気にすることなく歯並びを改善するための透明なマウスピース矯正装置です。
使用方法
ほぼ常時装着し、食事や歯磨きの際に取り外します。
新しいマウスピースに交換しながら、徐々に歯を動かしていきます。
装着期間
約1年～2年です。
注意点
装着時間を守らないと効果が出にくくなるため、しっかりとした装着習慣が大切です。
紛失しないように保管場所に注意します。
インビザライン・ファースト
インビザラインファーストは、成長期のお子さま専用のインビザライン装置です。上顎や下顎の成長を促しながら歯並びを整えるため、柔軟な矯正が可能です。
透明な装置で、見た目を気にすることなく矯正が行えます。
目的
成長期の子ども専用の透明マウスピースで、歯並びや顎の成長をサポートします。
使用方法
就寝時も含め、日常的に装着します。新しい装置に交換しながら矯正を進めます。
装着期間
約1年～1年半です。
注意点
取り外しが可能なため、しっかりとした管理が必要です。保護者のサポートのもとで装着を習慣化させます。
ワイヤー矯正
ワイヤー矯正は、一般的なブラケットとワイヤーを使った矯正方法です。
精密に力を加えて歯を少しずつ動かし、難しい歯列にも対応可能です。
確実な歯並びの調整を行うため、矯正治療全般に幅広く使用されています。
目的
歯並びの調整に幅広く対応できる矯正方法で、精密な力で歯を理想の位置に動かします。
使用方法
歯に装着したブラケットとワイヤーで少しずつ歯を動かします。定期的に通院し、ワイヤーの調整を行います。
装着期間
1年半～3年程度です
注意点
ワイヤー矯正は異物感があるため、初めての装着時には違和感を感じる場合があります。
ブラケットの部分で食べ物が詰まりやすいので、歯磨きをしっかり行う必要があります。
