先天性欠如(永久歯が生えてこない)

    矢口渡・池上・武蔵新田、のびのび歯科・矯正歯科で先天性欠如(永久歯が生えてこない)の治療

    永久歯の先天性欠如とは、生まれつき特定の永久歯が存在しない状態を指します。
    これは、永久歯のもととなる歯胚(しはい)が形成されないことによって起こる現象です。

    永久歯の先天性欠如は、珍しいことではなく、約10人に1人の割合でみられます。
    乳歯が通常通り生えているために、見た目では分からないことがほとんどですが、乳歯が抜ける時期に差し掛かると、抜けた後の隙間がそのまま残ることが多く、初めて異常に気づく親御さんも多いです。

     

    先天性欠如の早期発見が重要な理由

    矢口渡・池上・武蔵新田、のびのび歯科・矯正歯科で先天性欠如(永久歯が生えてこない)の治療

    永久歯の先天性欠如は、早期発見がとても大切です。
    永久歯が欠如していると、他の歯や顎の成長に悪影響を及ぼす可能性があります。

    例えば、欠如した部位の歯並びが悪くなったり、噛み合わせに影響が出ることがあります。
    こうした不具合は、後になればなるほど治療が複雑になるため、当院では7歳くらいまでにパノラマレントゲンを撮影し、永久歯が全て揃っているかどうかを確認することをおすすめしています。

    この段階で確認することで、必要な治療やメンテナンスの計画を早期に立てることが可能になります。

     

    当院での対応方針

    永久歯が欠如していると判明した場合、当院では、なるべく乳歯を長く保てるよう、大切にメンテナンスを行う方針を基本としています。
    乳歯は小さな歯ではありますが、抜けずにしっかりと残っていれば、永久歯の代わりとして噛み合わせを保つ役割を果たすことができます。
    そのため、定期的なクリーニングや、虫歯予防を徹底し、できる限り乳歯を健康に保つサポートを行います。

    しかし、乳歯が抜け落ちてしまった場合には、年齢や乳歯が抜けたタイミングに応じて、適切な治療方法を検討する必要があります。
    以下に、当院での具体的な対応方法を年齢ごとにご説明いたします。

     

    10代で乳歯が抜けてしまった場合の対応

    10代のお子さまの場合、顎の骨がまだ成長途中であるため、ブリッジやインプラント治療は行いません。
    これらの治療法を若いうちに行ってしまうと、成長に伴い顎の形に合わなくなってしまったり、成長自体が抑制されてしまうリスクがあるためです。
    そのため、10代の永久歯の欠如に対しては、以下の治療法を選択肢としています。

     

    矯正治療

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    矯正治療によって歯の位置を調整し、欠如部位を埋めることで、隙間が目立たなくなるだけでなく、噛み合わせのバランスも改善する方法です。
    欠如している歯の本数が多い場合には、審美性・機能性の面からも補綴手段と組み合わせた治療計画をご提案しております。

     

    入れ歯

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    入れ歯は、永久歯の欠如を補うための安全で簡便な方法です。

    保険適用で作成することも可能ですが、金属のバネが見える場合があり、10代のお子さまにとっては少し気になるかもしれません。
    そこで、当院では希望に応じてソフトデンチャーと呼ばれるバネのない入れ歯もおすすめしています。

    ソフトデンチャーは保険適用外のため費用がかかりますが、見た目も自然で、お子さまにとっても使いやすいのが特徴です。

     

    20代以降で乳歯が抜けた場合の対応

    20代以降では顎の成長が落ち着き、成人としての骨格が安定しているため、治療の選択肢が広がります。
    以下に、具体的な治療方法をご紹介します。

     

    矯正治療

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    歯列全体のバランスを考えながら、矯正治療によって欠如部位を埋めることも有効です。
    20代では永久歯がすべて揃っているため、矯正によって理想的な歯並びと噛み合わせが目指せます。
    特に、隣接する歯の位置や隙間が気になる方には、矯正治療が自然な見た目と機能性の改善に繋がります。

     

    入れ歯

    矢口渡・池上・武蔵新田、のびのび歯科・矯正歯科で先天性欠如(永久歯が生えてこない)の治療

    10代と同様に、入れ歯を使用する方法があります。
    成人用の入れ歯は、さらに精密な調整が可能で、見た目も自然に近づけることができます。
    また、20代以降であれば入れ歯も長期的に使いやすくなります。

     

    ブリッジ

    矢口渡・池上・武蔵新田、のびのび歯科・矯正歯科で先天性欠如(永久歯が生えてこない)の治療

    ブリッジは、欠如部位の両隣の歯を支えにして人工の歯を固定する治療方法です。
    顎の成長が止まっているため、10代に比べて成長への影響を心配せずに行うことができます。
    ただし、支えとなる隣の歯を削る必要があるため、他の方法と比較し、親御さんとよく相談の上で選択することが望ましいでしょう。

     

    インプラント

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    インプラントは、顎の骨に人工の歯根を埋め込み、その上に人工の歯を取り付ける治療法です。
    自然な見た目と噛み心地が得られ、隣の歯に影響を与えずに欠如部分を補うことができます。
    インプラント治療は、顎の成長が止まっている成人以降で行うことが一般的です。

     

    治療法の選択と「セカンドオピニオン」について

    矢口渡・池上・武蔵新田、のびのび歯科・矯正歯科で先天性欠如(永久歯が生えてこない)の治療

    永久歯の先天性欠如に対する治療計画は、歯科医師によって様々です。そのため、治療の選択肢に疑問や不安を抱かれる親御さんも多いかと思います。
    複数の治療法が存在し、どの方法が最適かはお子さまの年齢や口腔内の状況によって異なるため、当院では「セカンドオピニオン」をお勧めすることがあります。
    他院の意見も参考にすることで、親御さんの不安が軽減され、最適な治療計画を立てやすくなります。

     

    まとめ

    矢口渡・池上・武蔵新田で評判の矯正・小児矯正|のびのび歯科・矯正歯科の歯並び無料相談

    永久歯の先天性欠如はの場合、お子さまの成長にとって適切な治療とメンテナンスが重要です。
    早期発見によって、治療方針を計画し、最適なタイミングで対応することが、今後の健康な歯並びと噛み合わせを保つために欠かせません。

    永久歯の欠如が見つかった場合は、ぜひ当院までご相談ください。
    親御さんに寄り添い、お子さまにとってベストな治療計画をご提案いたします。

     

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