乳歯の歯並びが悪いのは自然に治る?永久歯に生え変わるから心配しなくてよい?

      2025/01/20

蒲田で評判の小児矯正医院、のびのび歯科・矯正歯科で乳歯の歯並びについての解説

こんにちは、蒲田の小児矯正専門医院、のびのび歯科・矯正歯科です。

お子さまの歯並びについて、親御さまからよく「乳歯の歯並びが悪いのは自然に治る?」「永久歯に生え変わるから心配しなくてよい?」といったご質問をいただきます。
親御さまとしては、お子さまの健やかな成長を願うあまり、歯並びの問題に不安を抱かれるのは当然のことと思います。
そこで今回は、乳歯の歯並びに関する基本的な考え方や注意点、そして当院が推奨する治療タイミングについてお話しいたします。

 

乳歯の歯並びを気にする必要はある?

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乳歯の段階では、永久歯が生えそろう時期に比べて歯並びの悪さが目立つことが多いです。
ですが、乳歯の歯並びが多少乱れていても、それ自体を過度に気にする必要はありません。
ただし、重要なのは乳歯の歯並びそのものよりも重要なのは顎の成長が適切に進んでいるかどうかを観察することです。

例えば、顎が十分に成長していない場合、永久歯が生えるためのスペースが不足し、歯が重なり合ってしまう可能性があります。
そのため、乳歯の時期から顎の成長に注目し、問題がないか専門的なチェックを受けることが大切です。

 

乳歯の歯並びを悪化させる原因

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乳歯の歯並びが悪くなる原因は、以下のような要因があります。

指しゃぶりや舌の癖
長期間にわたる指しゃぶりや舌を押し出す癖があると、歯並びや顎の形に影響を与えることがあります。
具体的には、上顎が前方に押し出されたり、開咬(奥歯は噛み合うが前歯が開いたままの状態)が生じる可能性があります。

口呼吸
口で呼吸をする癖があると、舌の位置が下がり、上顎の成長が横方向に広がらず狭くなりがちです。
その結果、歯が並ぶスペースが不足して歯並びが乱れる可能性があります。また、口呼吸は虫歯や歯周病のリスクも高めます。

不適切な食習慣
柔らかい食べ物ばかり食べると、咀嚼回数が減り、顎の筋肉が十分に発達しません。
これにより、顎の骨が適切に成長せず、歯並びに影響を与えることがあります。
特に、離乳食が進んだ後でも固い食材を避けると問題が生じやすくなります。

遺伝的要因
顎の大きさや形、歯の大きさが遺伝することがあります。
例えば、親から顎が小さい特徴を受け継ぎ、歯が並ぶスペースが不足してしまうケースが挙げられます。

 

歯並びを改善する方法と予防策

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鼻呼吸を促す習慣をつける
口呼吸を防ぐために、寝ている時や日常生活で口を閉じるよう声をかけましょう。
アレルギーや鼻炎が原因の場合は、耳鼻科での診察を検討してください。

正しい食習慣の実践
よく噛む習慣を身につけるために、硬めの食品(例:にんじん、きゅうりなどの生野菜)を積極的に取り入れましょう。
両側でバランスよく噛むことを意識させるよう声がけを行います。

指しゃぶりの早期卒業
指しゃぶりが長引いている場合は、専用の絆創膏や保護具を活用してやめさせる工夫をしてみてください。

舌のトレーニング
舌の正しい位置(上顎に軽く触れる位置)を教え、飲み込む際に舌が前に出ないよう指導します。
「あいうべ体操」など、口周りの筋肉を鍛える体操を取り入れるのも有効です。

姿勢を整える
姿勢が悪いと顎の成長や歯列に影響を与えることがあります。
座る時や歩く時に背筋を伸ばすようにしましょう。

定期検診
定期的に歯科検診を受けることで、乳歯や顎の成長を観察し、問題があれば早期に対応します。
歯科医院では顎の幅や歯の並びを定期的に測定し、骨格の成長バランスに問題がある場合は早めの矯正治療も検討します。

 

矯正治療を始めるタイミングは?

矯正治療は、早ければ良いというものではありません。
早すぎる矯正治療は、お子さまに負担をかけるだけでなく、治療期間が長くなり親御さまの負担にもつながります。

最適な治療タイミングは、6歳—9歳ごろの上顎の成長が最も活発な時期です。
このタイミングは乳歯から永久歯への生え変わりが進むため、治療効果が最大化される時期といえます。

一方、乳歯が生えたばかりの時期や、永久歯への生え変わり前の段階では、基本的に経過観察で問題ありません。
無理に矯正器具をつけることなく、自然な成長を見守りつつ、必要に応じて専門的なアドバイスを受けることをお勧めします。

 

注意が必要なケース:早期治療が必要な場合

経過観察で良い場合がほとんどですが、以下のような場合は早期の矯正治療が必要になることがあります。

反対咬合(下顎前突、受け口)
交叉咬合(奥歯や前歯が上下交差して噛み合わない状態)

これらの問題は、単なる歯並びの問題ではなく、顎の成長バランスに問題がある可能性が高いです。
特に、3歳児健診でこれらの問題が指摘された場合は、早めに専門的な診断と治療を受けることをお勧めします。
これを放置すると、骨格の成長に影響を及ぼし、将来的により複雑な治療が必要になる場合があります。

 

乳歯のすきっ歯は矯正しなくても大丈夫?

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お子さまの歯並びについて、「乳歯のすきっ歯は矯正しなくても大丈夫でしょうか?」という質問をよくいただきます。
ですが、乳歯の時期に隙間があることは、むしろ良い兆候である場合が多いです。
永久歯は乳歯よりもサイズが大きいため、乳歯の時期に隙間があると、永久歯が自然に綺麗に並びやすくなります。

すきっ歯に関して特に気にしなくて良い状況としては、他に顎の成長や咬み合わせに大きな問題が見られない場合です。
隙間があることで、永久歯が生える際のスペース不足を防ぎ、結果的に美しい歯並びへと導いてくれる可能性があります。
そのため、すきっ歯を理由に焦って矯正治療を始める必要はありません。
まずはお子さまの成長を見守りながら、専門家による定期的なチェックを受けることをお勧めします。

 

当院の矯正治療の特徴

当院では、お子さまの成長をしっかりと見守りながら、ベストなタイミングで矯正治療を開始することを大切にしています。

必要以上に早い治療を避け、成長を見極める

治療開始後はダラダラと長期間にわたらず、効率的に終わらせる

最適なタイミング(6—9歳ごろ)で治療を行うことで、お子さまの負担を最小限にする


また、親御さまの不安を軽減するために、無料相談も行っております。
専門的な視点でアドバイスを提供し、必要であれば治療計画をご提案します。

 

最後に

矢口渡・池上・武蔵新田の歯医者、のびのび歯科・矯正歯科

乳歯の歯並びに関する疑問や不安があれば、ぜひお気軽にご相談ください。
お子さまの成長に合わせた最適な治療プランを、一緒に考えていきましょう。
親御さまの不安に寄り添い、将来の笑顔を守るために全力でサポートいたします。

 



のびのび歯科・矯正歯科 :https://nobinobishika.com/

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