子どもの口元・顎の見た目が気になる アデノイド顔貌とは?
こんにちは。大田区・蒲田の小児矯正、のびのび歯科・矯正歯科です。
「横から見ると顎がないように見える」「口が常に開いている」「口元が前に出ている気がする」
——お子さんの顔立ちについて、こんな心配をお持ちの親御さんはいらっしゃいませんか?
こうした見た目の特徴は、アデノイド顔貌と呼ばれる状態に関係しているかもしれません。
アデノイド顔貌は、単なる見た目の問題だけでなく、お子さんの成長や健康にも影響を与えることがあります。
この記事では、アデノイド顔貌の特徴・原因・歯並びとの関係・治療の考え方についてわかりやすく解説します。
アデノイド顔貌とはどんな状態?
アデノイド顔貌とは、口呼吸が習慣化することで
顔の骨格・筋肉の発達に影響が出た状態を指します。
成長期のお子さんの顔は骨格が発達途中にあるため、
呼吸の仕方が顔の形成に大きく影響します。
主な見た目の特徴としては、次のようなものが挙げられます。
・口がぽかんと開いている(口唇閉鎖不全)
・下顎が後退して「顎がない」ように見える
・口元が前方に突き出ている
・鼻の下が長く見える
・上の前歯が出ている(出っ歯)
・顔が細長く見える
「アデノイド」とは、鼻の奥(上咽頭)にあるリンパ組織のことです。
このアデノイドが肥大すると鼻の通り道がふさがれ、鼻で呼吸しにくくなります。
その結果、口呼吸が習慣になり、顔の発育に影響が出るとされています。
アデノイド顔貌の原因:口呼吸との深い関係
アデノイド顔貌の根本的な原因は、口呼吸の習慣化です。
本来、人間は鼻で呼吸することで、空気を温め・加湿し・異物をろ過してから肺に送り込みます。
しかし口呼吸では、これらのフィルタリングが行われないまま空気が体内に入ります。
成長期のお子さんが口呼吸を続けると、次のような影響が生じます。
舌の位置の変化
正常な鼻呼吸では、舌は上顎にぴったりとくっついた状態(正しい舌位)を保っています。
しかし口呼吸では舌が下がり、上顎への刺激が少なくなります。
上顎は舌による内側からの圧力によって横に広がって発育するため、舌が下がると上顎が狭くなってしまいます。
顎の発達への影響
舌が正しい位置にないと、上顎が十分に発達せず、歯が並ぶスペースが足りなくなります。
また、下顎の成長方向も変わり、後退した顎(いわゆる「顎なし」)になりやすくなります。
口周りの筋肉バランスの崩れ
口が常に開いた状態では、口の周りの筋肉(口輪筋)が機能しなくなります。
これにより口唇の閉じる力が弱まり、さらに口が開きやすい状態が続くという悪循環が生まれます。
アデノイド顔貌と歯並びの関係
アデノイド顔貌は、見た目の変化だけでなく、
歯並びにも大きく影響します。
上顎が狭くなることで歯がガタガタに(叢生)
:上顎の発達不足により歯が並ぶスペースが不足し、
歯がガタガタに重なる「叢生(そうせい)」が起こりやすくなります。
出っ歯(上顎前突)になりやすい
:上顎が前方に傾いて発育したり、舌で前歯を押す癖がついたりすることで、
上の前歯が前に突出しやすくなります。
開咬(前歯で噛めない)が生じることも
:口呼吸や舌の位置の異常から、上下の前歯が噛み合わない「開咬(かいこう)」が起こることがあります。
早めの対応が大切な理由
アデノイド顔貌は、成長が完了した大人になってから改善しようとすると、
骨格的な問題が固定しているため対応が難しくなります。
一方、骨格が発育途中にある子どもの時期であれば、
適切なアプローチによって顎の成長を正しい方向に導くことができます。
まとめ
アデノイド顔貌は、口呼吸が習慣化することで起こる顔の発育への影響です。
見た目の変化だけでなく、歯並びや噛み合わせにも深く関わっています。
成長期のお子さんのうちに対応することが、将来の顔の発育と歯並びの両方にとって重要です。
次のような様子が気になる場合は、一度ご相談ください。
- いつも口をぽかんと開けている
- 食事中に音を立てて食べる(口呼吸で食べているサイン)
- いびきをかく、睡眠中に口で呼吸している
- 顔が細長くなってきた気がする
- 歯並びがガタガタしてきた
- 顎が小さい・後退しているように見える
のびのび歯科・矯正歯科では、お子さん一人ひとりの成長に合わせた治療をご提案しています。
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